F1とは?
F1というのは,”Formula One”(フォーミュラワン)の略称です。
フォーミュラカーの頂点という意味で、下位カテゴリーとしてF2、F3、F4などがあります。
シングルシーター(1人乗り)マシンで競われるレースの最上位クラスに位置し、
世界最高のドライバー・世界最速のマシンによる戦いが繰り広げられています。
レーサーであれば誰もが憧れる世界ですが、2024年現在は1レース20人しか乗ることができない
狭き門となっています。
なぜレースをするのか
F1を知らない人からすると、一体何のために大量の燃料とお金を使い、命懸けで
レースをするのかといった疑問を抱くと思います。
昔はレースで培った技術を市販車へ転用することが行われていましたが、
現在のF1は「世界一速い」称号を争うモータースポーツとしての興行という側面が大きいです。
F1チームの運営費
1年間F1チームを運営するには、1億4500万ドル(約200億円)も掛かります。
以前までトップチームは年間500億円くらい使っていたこともありましたが、
トップチームと下位チームの差を縮めてレースを盛り上げる狙いから
2021年に1億4500万ドル(約200億円)を上限とするルールができました。
これは上限なので、資金が確保できないチームもあるのではないかと調べてみましたが、
むしろ下位チームから予算制限を緩和してほしいという要望もあるようです。
F1マシンに社名やロゴを載せるにはいくら必要?
前述の高額なチーム運営費の捻出源となるのが、企業からのスポンサー料です。
企業はチームとスポンサー契約をすることでF1マシンやレーシングスーツにロゴや社名を載せます。
サッカーや野球だとユニフォームに社名やロゴを載せるのと同じ仕組みです。
では一体いくら払えば載せられるのでしょうか。
スポンサー料が公表されることは少なく推定の金額になりますが、
例えば上の画像の「ORACLE」は年間約150億円で契約しているといわれています。
金額はロゴの大きさに比例し、小さなロゴでも掲載するためには
年間1~2億円かかるといわれています。
マシンやスーツにたくさんのロゴがあるチームは資金に余裕があり、
ロゴが少ないチームは資金にあまり余裕がないという傾向があります。
ドライバーの年俸は?
世界最高峰カテゴリーであるF1。ドライバーの年俸はいくらなのか調べてみました。
2024年の推定年俸のトップは7回ワールドチャンピオンになったことのある
ルイス・ハミルトン(メルセデス)で約80億円、最下位は唯一の日本人ドライバー
角田裕毅(レーシングブルズ)、ローガン・サージェント(ウィリアムズ)の2人で
約1億4000万円です。
かなりの差がありますね。。。
ドライバーはチームから支払われる年俸の他にレースの結果に応じてボーナスの設定があるなど、
給与形態は複雑になっているようです。
日本人ドライバー
今までにF1にフル参戦(年間を通しての参戦)をした日本人ドライバーは、
中嶋悟、鈴木亜久里、片山右京、井上隆智穂、中野信治、高木虎之介、
佐藤琢磨、中嶋一貴、小林可夢偉、角田裕毅の10人。
日本人ドライバーの優勝(1つのレースで1位を獲得すること)は1回もなく、
最高位は2位、現役ドライバーの角田裕毅選手は来シーズンの参戦も決まっており、
悲願の日本人F1ドライバー初優勝を飾ることができるか期待されています。
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