2025年現在唯一の日本人F1ドライバー、角田裕毅選手についてまとめました。
プロフィール
神奈川県相模原市出身の24歳。
2021年からF1に参戦し、2025年で5年目のシーズンを迎えます。
2025年はレーシングブルズから参戦します。
キャラクター
角田裕毅選手は明るくユーモアがあり、一方でレースでは情熱的であるため、
ステレオタイプの日本人らしくない性格の持ち主といえます。
例えば、今シーズンの白基調の新車のデザインが発表された際に
「汚れてしまうからグラベル(コース外の砂利のゾーン)に
入らないようにしないと」と発言したように、最近のインタビューでは
何か1つユーモラスな発言をすることが多いです。
また、海外生活が長いせいか日本語の方がたどたどしく
日本でのイベントなどでは、周りの方々にツッコまれるシーンもあったりします。
将来の夢は、レストランを開くことというくらい食に対する関心が強いようです。
最近は減りましたが、数年前はレース中の無線で暴言を吐くこともあり、
今までの日本人F1ドライバーにはない一面を兼ね備えています。
レース中に細かく指示を出すエンジニアに対して
「そんなに言うなら自分で運転すればいいだろ!」と言い返したシーンは
とても驚きました(笑)
他のドライバーと仲が良い
F1には様々な国籍・年齢のドライバーが参戦しています。
2021年にF1に参戦した角田裕毅選手の最初のチームメイトである
ガスリー選手とは、兄弟のように仲が良く、チームメイトが最大のライバルである
F1の世界では珍しい状況でした。
最近はレース前のドライバーズパレードで7度のチャンピオンを獲得しているハミルトン選手と
話している場面が多く、スノーボードやファッション等共通の話題があるようで
角田選手も「結構気が合う」「気さくな人」だと評しています。
経歴
角田裕毅選手は今までの日本人F1ドライバーにはない経歴の持ち主です。
2005年4歳の頃に初めてカートに乗り、2018年までは主に国内を中心に
様々なレースで結果を残してきました。
角田裕毅選手のすごいところは2018年以降のステップアップの早さで
2019年にF3に参戦すると実力が認められ、翌2020年にはF2にステップアップ。
F2ではデビューイヤーで総合3位となり、日本人初となる
FIAルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。
2021年にアルファタウリからF1に参戦することになりました。
チームメイトに勝ち続けている
角田裕毅選手は自動車メーカーのホンダとレッドブル・レーシングの
両方から支援を受けているもののF1の世界は厳しく、
特に下位チームでは最大のライバルであるチームメイトに勝つことで
次のシーズンもF1の世界に残ることができます。
そんなF1界で5年目のシーズンを迎える角田裕毅選手は、
最初の2年間は苦戦しチームメイトに勝てませんでしたが、
なんとかF1のレギュラーシートを守り続けました。
その後、2023年からは大きな成長を遂げ、予選・決勝ともチームメイトに
勝てるようになり、F1のカテゴリーの中でも徐々に評価の高いドライバーとなりました。
移籍を目指さなければならない
2024年レッドブルF1チームのドライバーの一人であるペレス選手の
成績がチームメイトに比べて大きく劣っているということで
契約が残っていたものの契約解除となり、トップチームのシートが空くことになりました。
順当に考えるとレッドブルの育成チームで4年間F1を経験している
角田裕毅選手が昇格となるはずですが、
経営陣は、F1で数戦の経験しかないローソン選手を昇格させました。
これには、ホンダとレッドブルの提携が2025年までであることやマーケティング等
様々な要因が考えられますが、レッドブルは角田裕毅選手を昇格させる気はないという
ことがはっきりとした出来事になりました。
2018年からレッドブルの育成に所属している角田裕毅選手も
2026年に向けてレッドブルグループ以外のF1シートを見つける必要があります。
契約上は2026年のシートの空きは少ないのですが、F1の世界は多額の違約金を払ってでも
契約を解除するのが常なので、とにかくチームメイトに勝ち存在感をアピールし、
2026年のF1レギュラーシートの契約を勝ち取ってほしいと願っています。
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