話題のF1映画をTCX、ULTRA 4DXで観てきました!
※ネタバレあり
レビュー・感想
F1に参戦するエイペックスGPは成績不振により、チームの売却が検討されていた。
チーム代表のルーベンは、レーサー時代のチームメイトであるソニーを誘い
何とかチームの状況を変えようとする。
あらすじとしては、チームの成り上がりの物語でありがちなものですが、
F1ファンからすると、この展開はあの時のやつを参考にしているな!
と気づくことができて面白かったです。
まず、ブラッド・ピット演じるソニーは参戦2戦目で他車に軽くぶつけたり
意図的にデブリやグラベルの砂を撒き散らし、
SCやVSCを出してチームメイトのピアスにポイントを獲らせてチームの士気を上げます。
これはハースのちょっとダーティーな戦略そっくりだと思いました(笑)。
1ポイントを獲得したことでソニーのチーム内での発言力が増すところもリアリティがありました。
その後、アップデートが大当たりしてシーズン終盤にトップチームと争うようになります。
これは数年前のマクラーレンの流れに似ているなと思いました。
最終戦の展開もちょっと2021年をオマージュした感じでした。
全体的にF1ファンが観ても違和感は少ないです。
ラッキーすぎるレース展開と最終戦のレッドフラッグが簡単に出るシーン以外は違和感なかったです。
この映画をキッカケにF1ファンが増えてくれることを願います!
TCX
1回目はTOHOシネマズのTCXで観ました。
スクリーンが壁の端から端まであり、湾曲しているのが特徴です。
F1の音と映像の迫力を感じることが出来ましたが、
F1観戦と同じで座る位置が大事で今回はスクリーンに向かって右寄りの席に
座ったせいか音が少し偏って聴こえました。
追加料金200円なら満足できる映像と音のクオリティでした。
※TCX+ドルビーアトモスの詳細は下記からどうぞ
デジタルTCX_DOLBYATMOS上映について || TOHOシネマズ
ULTRA 4DX
そして2回目はULTRA 4DX で鑑賞しました。
ULTRA 4DXが導入されている劇場は全国でたった4ヶ所のみです。
(2025年6月現在、109シネマズグランベリーパーク(立川)、グランドシネマサンシャイン池袋、シネマサンシャインららぽーと沼津、アースシネマズ姫路)
追加料金は1600円でほぼ2倍の料金を払っているので、観る前は高すぎるのでは?
と思っていました。
本編が始まる前にULTRA 4DXの説明みたいな感じで座席が動くのですが、
予想以上の動きで驚きました。
実際に観てみると映画のおもしろさにディズニーランドやUSJにあるアトラクションのような
おもしろさが追加される感じで追加料金分の価値はありました。
基本的に走行シーンでは両側のスクリーンにも映像が流れ、シートもかなり揺れます。
それ以外のシーンでは、映像は正面のスクリーンのみでドアが叩かれたりするシーンで
合わせてシートも少し揺れるといった感じです。
首元から風が出たり、とにかく臨場感が凄かったです。
山盛りのポップコーンはおそらくこぼれるのでご注意を!
※ULTRA 4DXの詳細は下記からどうぞ
まとめ
映画としてのストーリー展開のおもしろさとF1ファン以外にもわかるように
上手く説明が入っているので、ぜひ多くの方に観て欲しい映画です。
あとは、F1ドライバーやチーム代表など本物が映ったり、
インタビューなどで発言するのでF1ファンだとより一層楽しめます。
F1がただ同じところをグルグル回っているだけではなく、様々な駆け引きをする
チームスポーツであることが伝わる内容になっています。
音と映像の迫力も凄いので可能であれば、IMAXやTCX等プラスαをして
劇場で観ることをオススメします!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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