スーパーフォーミュラの特徴
スーパーフォーミュラは国内最高峰で最速のフォーミュラカーレースシリーズです。
レースに使用する車両やタイヤ・エンジンに性能の差が無い「イコールコンディション」のため、
ドライバーの実力やチームの戦略が勝敗につながります。
世界的に見てもF1に次ぐF2と同等の速さをもち、F1に乗るために必要な「スーパーライセンス」が
最短2年で取得が可能なカテゴリー。
2025年からライセンスポイントが増やされ、世界的にも注目されているカテゴリーです。
テレビやネット配信について
スーパーフォーミュラを観る方法は、いくつかあります。
まず、無料で見る方法は「ABEMA」です。決勝レースのみの配信ですが、無料で観ることができます。
アーカイブで観ることも可能なので、まずはどんなレースなのか観てみたいという方にオススメ。
フリー走行、予選、決勝と観戦するには「J SPORTS」「DAZN」「SFgo」の3つの方法があります。
「J SPORTS」と「DAZN」は他のスポーツ等も観られるので、
自分に合ったものを見つけてみましょう。
SFgo
SFgoはスーパーフォーミュラに特化したサービスですが、
その分内容の濃いコンテンツとなっています。
具体的には、チーム無線が聴ける、テレメトリーが見られる、オンボード映像を自由に選択できる
というのはかなり面白いといえます。
ただ、現時点では電波法の関係で高画質のオンボード映像をリアルタイムで
観ることができないという問題点があり、早めに改善して欲しいなと思います。
個人的には綺麗なオンボード映像がリアルタイムで観られるようになれば、
レースウィークだけでも契約したいと思えるサービスです。
オーバーテイクシステム(OTS)が面白い
スーパーフォーミュラの大きな特徴の1つにオーバーテイクシステムがあります。
ドライバーがステアリング上にあるボタンを押すことで作動させることができ、
一時的に燃料の流量が増え50~60馬力性能が上がります。
オーバーテイクシステム自体は2009年から導入されていますが、チームやドライバーからの
意見により年々改善され、レースを盛り上げる1つの要素として完成度が高いものとなっています。
現地観戦するには
スーパーフォーミュラは年間約10レース前後のレースが
日本国内の以下のサーキットで開催されています。
・富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)
・鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)
・モビリティリゾートもてぎ(栃木県茂木町)
・オートポリス(大分県日田市)
・スポーツランドSUGO(宮城県村田町)
また、2025年は土曜日に予選・決勝、日曜日にも予選・決勝という開催パターンが増えました。
来年以降どうなるかわかりませんが、1度の週末に2回のレースが行われるのは嬉しい試みだと思います。
チケット購入は公式サイトをご確認ください。
基本的にホスピタリティチケットのような枚数の少ない高額なチケット以外は直前でも買えます。
様々なドライバーが参戦
近年のスーパーフォーミュラは、F1参戦前の経験を積む場所となっている面もあります。
最上位カテゴリーであるF1のレギュラードライバーは狭き門であり、
F2で良い成績を残してもF1に上がれないドライバーが数多くいます。
そんなドライバーがヨーロッパを離れ武者修行の場として選ぶこともあります。
近年だと「リアム・ローソン」「ピエール・ガスリー」の2人です。
また、それとは逆にF1や他カテゴリーで活躍したドライバーも参戦しています。
持ち物
現地観戦に持っていくと良いもの一覧です。
・帽子やサングラス、日焼け止めグッズ
外にいる時間が長いので、曇っていても日焼け止め対策は必要です。
・椅子
グランドスタンドなど席があるところで観戦する方には必要ないですが、
ストレートだけじゃ飽きてしまってサーキット内をウロウロする
私のようなタイプにはアウトドア用の椅子があると良いです。
去年初めて行った富士スピードウェイでは、椅子を持って行かなかったので、
ゴミ袋を敷いて芝生の上に座りましたが、あまり快適ではありませんでした。
コンパクトで持ち運びが楽なものがオススメです。

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・虫除け(時期による?)
昨年富士スピードウェイで観戦した際は特に対策しなくても
虫には刺されませんでしたが、サーキットや時期により必要だと思います。
観戦中はじっとしているので、虫に狙われやすいです。
・低倍率の双眼鏡(あると便利)
会場内のモニターから情報を得たり、ピットの様子を見る際などに便利です。

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・耳栓(人による)
個人的には、スーパーフォーミュラの音であれば、耳栓は不要と考えていますが、
子供や大きな音が苦手な方は準備した方が良いと思います。
また、同じ音の大きさでもグランドスタンドなど
屋根のあるところだと反響するので、念の為持っておくと安心です。
オススメはライブ用の耳栓で単純に音を遮断するのではなく、程よく音を絞ってくれるので、
耳栓をしていても音を楽しむことができます。

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・雨対策グッズ
大雨になるとレースは中止されますが、開催者側も簡単には中止しないため、
レース続行が難しい程の雨が降ると待ち時間が長くなります。
また、サーキットは屋根がある場所は限られているため、
屋根の下に入れないことも考慮して対策をしましょう。
傘(レース中はNG)、レインウェア(透湿性があるものを選ぶと夏場でも快適)など
いろいろありますが、大きめのゴミ袋があると荷物が濡れるのを防いだり、
濡れた衣類を入れたりできるので便利です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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役立つ情報をまとめていきます。今後ともよろしくお願いいたします。